種のはなし
今日は学校(CHhom)で、野口種苗店の野口勲さんの講演会がありました。
私は、おととし沖縄パーマカルチャーで畑を始めたときに、
はじめて種の現状を知りました。
ほとんどの種がF1種という一代限りの種や、
雄性不稔という雄=花粉がないものだったりということを知りました。
野口さんの話は、人類の誕生から、私たちの細胞にいるミトコンドリアの話から、遺伝の話・・・と、
とてもわかりやすくて、よく理解できました。
よく理解できて想うこと・・・。
☆命をつなぐことの大切さ☆
自分がいつか死んでも、これから延々と続く未来の人たちへ
命をつないでいくことの大切さ。
それには、本来あるべき形の遺伝子で、
本当の命をつないでいくことが、とっても大事なんだとわかりました。
大晦日に買った花束の中の、豆の葉っぱが花をつけて、
花の下から豆が生まれました。
目の前にある自然はこんなに小さいけど、
命がつながってる大きな命。
午後からは、『よみがえりのレシピ』の映画を観ました。
山形で、昔からの種を守って育てているおじいやおばあが、
「売れないけどよ〜、また○○ちゃんとこのカブが食べたいって
言ってくれるのが、嬉しいんだ〜。幸せなんだな〜。」
と言うその笑顔が、
天使のような、仏様のような顔でした。
どのおじいもおばあも、とってもきらきら輝いていました。
映画が終わってから、豊受自然農で育ったジャガイモと大根とルッコラの試食をいただきました。
自家採取で、自然農でレメディーで育っている野菜たち。
ヘンプオイルと藻塩がかかってるだけのシンプルなサラダだったけど、
食べたら、身体の中から、ぶわぁ〜っと温かくなってきて・・・。
生きている野菜の、活き活きとした生命エネルギーが身体に入ってきたことがよくわかりました。
こうして毎日、たくさんの命をいただいて生きている私。
命のつながりに感謝です。