青い森

先日、二泊三日で青森に行ってきました。


●1日目●

3時間半で、新青森に着いてしまいます。
お弁当を食べて、お茶を買って、お湯のおかわりをしていると、
もう着いてしまいます。


遠いけど、とても近くに感じます。


10時半に新青森に到着。
そこからバスに乗って、三内丸山遺跡へ。



大きな大きな栗の木で組んだやぐら。


どんな建物だったのでしょう。
何をしていたのでしょう。



その時私もここで、家族とどんぐりを食べていたかもしれません。



クローバーたちのコミュニティーがたくさんあって、
四葉のクローバーを一本いただいてきました。




この後、隣にある県立美術館へ。


少し雨が落ちていたけど、傘をさしての〜んびり森の中を散歩。
雨も楽しいな〜。



そしてバスで青森駅へ。


ベイエリアにはいろいろな施設があって、なかなかおしゃれ。



『ねぶたの家ワ・ラッセ』には、ねぶた祭りで使ったねぶたが展示してあって、すごい迫力!



ラッセラーラッセーララッセーラッセーラッセーラ


一緒にはねと、踊ってみたいなぁ〜。



北の太陽は沈むのが早いです。


青森産のりんごを使った料理や食品を売っている所で、
シードルとアップルパイを食べました。



シーンとした静かなベイエリア
「北に来たなー」という感じがして、心が落ち着きます。

シードルとアップルパイ、美味しかったです。


宿泊は、弘前駅から近いホテル。
夜は、津軽三味線を聴きながら食事をしました。


有名な「じょんがら節」を、古典的なのと現代バージョンで弾いてくれたんだけど、
古典的な「じょんがら節」は、以外にも、の〜んびり穏やかな音でした。


それを聴いていて、自然豊かな青い森で暮らしていた人々の温もりみたいなものを感じました。
冬は厳しいだろうけど、大いなる自然の中で、人々の心は穏やかだったのではないかなぁ、と思いました。



●2日目●

雨マークの天気予報は外れて、朝から青空いい天気。


なので、レンタカーを借りて白神山地へ行きました。


秋田県をまたぐ広大な森、白神山地

そのほんの端っこに、お邪魔してきました。
だから、気持ちは「白神さん家」にお邪魔させてもらった感じ。



白神へ向かう道路は、右を見ても左を見てもりんご畑。

雄大岩木山に、太陽の光が当たっていました。



オフロードの運転は楽しいなー!
景色がよくて、最高ーー!


山道を走って行くと、ビジターセンターがあって、
車を置いてそこからは徒歩で滝を目指します。



こんな道をの〜んびり歩いて、



虹色の山を見ながら、
1時間半くらい歩くと滝です。



何日か雨が続いていたので、激しく滝が落ちていました。



帰る途中、カエルに会いました。
やんばるの森を思い出して、嬉しくなりました。


木も生きているけど、カエルのような生き物に出会うと、
命のつながりを感じて、嬉しくなります。



ビジターセンターに戻って、車でさらに山の奥へ。

400年以上生きているブナの巨木、マザーツリーに会いに行きました。


途中で、道路の右側を野生の猿が歩いていて、
左側からも声がするので上を観ると、木の上にもいました。



きっと、少し奥に入れば、カモシカや熊もいるんだろうなぁ。




秋田のほうまで続く広い広い森。
この下に、たくさんのたくさんの命があって、
ず〜っと昔から続いてつながっていると思うと、
今ここでこうやって見ているのが奇跡だなぁと、
本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。




●3日目●

レンタカーで、八甲田山へ。



とにかく山がきれいで、「うわ〜! うわ〜!」とばかり
言っていた気がします。


ロープウェイで頂上に行くと、さすがに、寒い!!


せっかく上がってきたので、30分コースの道を散歩。



道がぬかるんでいて、滑らないように気をつけていたりして、
写真をあまり撮らなかったみたい。
う〜、残念。。。


人がいなくて、シーーンとした森の道。
トド松の道を歩いて行くいると、
とってもとっても甘〜い香りがしていました。


松の香りなのかなぁ、妖精たちがいたのかなぁ。



そして夕方の新幹線に乗って、帰ってきました。



青い森は、虹の森でした。

今度は八戸のえんぶりを見てみたいな。