秋の映画

最近、とってもひさしぶりに映画を観たのでその話を。


昨日は夕方美浜にいて、ふらっと映画館に入ったら、ちょうど上映時間がぴったりだったので、『はやぶさ』を観ました。


とっても良かったです。

なんだか珍しく、最初のほうから涙涙・・・。
最後は号泣でした。


はやぶさが、生き物のように思えてきました。
そう、物も、意思があるのです。
家の冷蔵庫とか掃除機だって、大事に使ってあげると寿命が長くなる。

そして、何度も大きなスクリーンに映る宇宙や地球を観て、この宇宙と自分がつながっていることを思い出して、あそこから何度も何度も学ぶためにここへやってきたんだ、ってことを思い出して、感謝の気持ちで涙が止まらないないのでした。


また、日本で始めてロケットを作った故・糸川英夫博士のことば。


「失敗は失敗ではない。それは、成果だ。」


という言葉も、心にしみました。
ほんとに、そうだなぁ。



9月に観た映画。
『ライフ・いのちをつなぐ物語』

BBC製作のドキュメンタリー。

地球の生物のほんの一部だけど、やっぱりすごかった。
私も、それら地球の生き物たち植物たちとつながっているんだ。



ツリー・オブ・ライフ

カンヌ映画祭で最高のパルムドール賞をとった映画。

ブラッド・ピットの厳しいお父さんぶりや、ほとんど喋らないのに人生を滲ませてるショーン・ペンの演技もさすがにすごかったけど、なにげない家庭の問題、大人になっても心を苦しめるインナーチャイルドの問題を葛藤して思い出すときに、地球や宇宙の映像がたくさん映るのです。


こんな映画がパルムドールを受賞するということが、とっても素敵なことだと思いました。



秋に観た3本の映画。


こうしてみると、3本とも共通しているのが、地球や宇宙と私たちがつながっていること。
命のこと、魂のこと。心のこと。


毎日目の前のことだけにフォーカスしてしまうから、自分ひとりでもがいてるような気になって、みんなとのつながりや宇宙とのつながりの中で生かされていることを忘れてしまうんだよね。




畑のトマトとバジルとかぼちゃが元気に育っています。