美ら島

この頃、朝起きると体が調子悪いので、簡単なヨガと、ヨガの呼吸法をしながら瞑想をしてる。
息をたくさん吸っていると、だんだんチャクラが整えられて(背骨が整って)体がすっきり元気になる。

調べたいことがあったので、那覇ジュンク堂に行った。
アパートを出ると、景色が違って見える。
葉も花も空も色が濃く、きらきら輝いている。
ふと太陽を見たら、太陽の光が十字架のように輝いていた。
気持ちが違うと、毎日見てる世界がこんなにも美しいんだなぁ。


ジュンク堂って座って読めるので、ついつい2冊も読んでしまって、1Fに降りたらもう夜になっていた。
牧志のバス停で読谷行きを待っていたら、右のほうを高校生の女子が二人歩いてきた。
歩きながらその一人の女子高生がコンビニのおにぎりを持っていて、おにぎりって、?・?・?って包装紙を破るでしょ、それを?・?・?って、ひとつづつ歩道にポイッ、ポイッ、ポイッって投げ捨てて、おにぎりを食べはじめたんだ。
まわりの人が見てるのを知っていて、にやっとしながら食べてるんだ。

「こんなにかわいい女子高生が?!」っていう驚きで一瞬フリーズした私。
でも、次の瞬間「そんなことして食べてるおにぎりは、おいしいんかー!!」という怒りがこみ上げてきた。
走っていって、そのごみを拾って「落とし物ですよ」と言って渡そうか、と考えた。
いや、単刀直入に注意しようか……。

と考えて迷っている間に、捨てられたごみは風に舞い飛んでいってしまい、その女子高生は歩いて行ってしまい、結局なんにも行動に移せなかったのだ。

とほほだ。
見てるだけで何もできない大人の私。
ふがいなくて、情けなくて、弱虫な私。
ほんとに、とほほだ。


波平のバス停を降りると、空は一面の黒い雲。
どんよりした気持ちを映してるみたいだ、と思って空を見ていたら、すーっと雲がきれて、月が現れた。
そして、その半分のお月さまの周りには、虹が出ていた。


暗くなったり、自分を責めても仕方ない。
希望はある。前に進もう。
自分には何ができるか考えようっと。

そして、この美しい地球を、ずーっと残していきたい、と思う。



森永のチョコって美味しいよね。
マークが天使だし。