ウークイ

朝から強い雨が降ったり止んだり。
ザーっと降ってくるけどすぐ隣の空は青空。
そして雨が止むと、強い日差しで濡れた大地や草がキラキラしてる。
熱帯の沖縄らしい日。
雨で大地も浄化され、今日は、ウークイ。
 

平敷屋のエイサーを見ようと思い、勝連へ。
勝連にある屋慶名青年会のエイサーを前から見たかったのだ、行ってみた。
坂道を下っている時に、衣装をつけた青年2人を発見。
ちょうどエイサーがはじまるところだった。
道ではなくて、家でやるみたいだ。
そうしてるうちにぞくぞくと青年会の人が集まってきて、庭でエイサーが始まった。

平敷屋のエイサーに似てるんだけど、素朴で温かい感じ。
ストーリーがあって楽しいし、何か神聖なものに奉納してる感じ。
還ってきた先祖が、ウークイに楽しそうに一緒に踊ってる気がした。



そして平敷屋の拝所へ。
東のエイサーを見た。
途中の「あがり(東)の風ー」と言いながら、チョンダラーが水を配るところが好きなんだ。
特別のいい風が吹いて来る気がする。




その後、園田へ。
百輭道路へ行ってみると、ギャラリーがけっこう集まってる。
しばらく待っていると、音がして、来たー!
ウークイなので、踊り手の人数も多いし気合いが入っていて、迫力満点。
でも、驚いたのはギャラリーの数!
人・人・人の、すごい人!
今までで一番ギャラリーが多かったかも。
あまりの人の多さに人酔いしてしまった。
人が多くて見えないので、北谷に移動する。


ユニオン前で12時頃やる、栄口青年会と謝刈青年会のオーラセーを見ようと行ってみると、そこも、まあすごい人・人・人。
少し待っているが太鼓の音は全然聞こえてこない。
パトカーがまわってきて、「青年会からの連絡で、今日ここでのエイサーはないそうです」との放送が。
ユニオン前は、まさしく伝説になってしまった。

謝刈の方を通って帰ろうと美浜に向かって坂を下りて行くと、栄口の太鼓を積んだ軽トラックを発見。
「最後に栄口エイサーを見られる!」と喜んだのものの、どこから聞きつけたのか道路は人であふれかえってる。

栄口エイサーが始まると少しして、北玉青年会が来てオーラセーになった。