ウンケー

今日は、精霊を迎える日。

ジャスコに行ったら、長いさとうきびが売ってた。
お供え物と一緒に、仏壇に飾るらしい。
さとうきびは、精霊の杖なんだって。

お盆なので、部屋をいつもより念入りに掃除した。
そして、仏壇かわりの小さなガネーシャに、水とクッキーのお供え物をした。
もしかしたら、亡くなったおじいちゃんと、おじいちゃんとおばあちゃんが3人で、遊びにくるかもしれないからね。


掃除をしたらお腹がすいて、恩納村ステーキ屋さんへ。
沖縄には何度も来ていたけど、ステーキ屋さんへ入るのは、初めて!



お肉とロブスターがのったものを注文。
素材の味が活きてて、どちらも美味しかったー。
ライスも胚芽米だし、デザートのシーカーサーゼリーも◎。
店は、海岸にあって海が見渡せ、カリフォルニアにでもいるよう。
店内は映画のポスターが張ってあって、とってもいい感じ。
元気が出たー。
くゎっちーさびたん!



さあ、そして夜は、見てきたよ、エイサー。

謝刈(じゃーがる)青年会を見たくて音をたどっていったら、栄口青年会のエイサーだった。

各地域の路地を道ジュネーしているので、音をたよりに探すのだけど、「太鼓の音だー」と思ったらカーステレオの音だったり、音にたどり着いたら違う青年会だったりすることも。
でも、暗い路地を、かすかな音をたよりに歩いて探す時が、とってもわくわくするんだよね。

栄口青年会を少し見て、謝刈を探しに行ってみた。
雨が少し降っていて、海邦銀行の所で休憩中の謝刈青年会を発見。
まもなくすると、道路を出発するので追いかける。

地方が4人で唄っているので、それだけでも迫力がある。
太鼓も人数が多くて、とてもダイナミックな音で、ズン!ズン!と響いてくる。
ぱっと見ると、派手な感じがするんだけど、叩き出すと、すごく力強くって、いいなぁ〜。かっこいい〜。




それから栄口に戻って、10時過ぎからの演舞を見る。
A班B班に分かれて路地をまわっていた青年会が、居酒屋の前に集合して、獅子舞とエイサーをやった。
道路は人でいっぱい。
2〜3歳くらいの子が、パーランクを持って叩いてる姿があっちにもこっちにも。
みんなリズム感がよくて、かわいいんだ。


栄口青年会もかなりの人数。
太鼓の音もしっかりしていて、大太鼓も締太鼓も跳んだり跳ねたり動きが激しいし、フォーメーションがみごと。
2ヶ月間の稽古の厳しさがうかがえるよう。
また、地方がいいんだよね。
よなは徹さんの笛が途中に入ったりして、他の青年会とはひと味違う感じ。



その後、まだ11時を少し過ぎたところだったので、コザへ。
ユニオンの駐車場に車を駐めると、園田青年会の音が聞こえてきた。
ちょうど、中の町なかどおりを道ジュネーしているところだった。
相変わらず、園田は追っかけギャラリーが多い。
少し離れた所から見ながら、公民館に帰るところまで着いて行った。



公民館の庭で見た久しぶりの園田エイサー。
やっぱりすごい!
気持ちがひとつになっていて、動きがそろっているし、美しい。
音楽に例えるならクラシックを聴いているような、芝居で言うなら歌舞伎を見ているような、ゆるぎないすごさ。


今日は、三つも見られて、とっても幸せ〜。