8月の終わり

早いもので、今日で8月も終わり。
陽も短くなって、7時頃には暗くなってくる。
日中の日差しは相変わらず強いけど、風が涼しくなって、秋を連想させて、少し寂しい感じがするのは私だけかな。


とは言え、明日は旧暦の7月13日ウンケー。
沖縄は明日から3日間が、お盆なのだ。

スーパーに行くと、「ウンケー前日朝市!」なんてコーナーもあって、お盆用品がたくさん売っている。

埼玉で言うお正月のおせちセットならぬ、旧盆用お重セットやら、黒線香、打紙や、お供え用の青いパイナップルやバナナ。
精肉コーナーは、ソーキや三枚肉や中身が山のように売られている。


私は中学生くらいまで、毎年お盆になるとおばあちゃんと一緒に、茄子やきゅうりに割り箸をさして馬を作って、庭から切ってきたホオズキなどと仏壇に飾り、夕方になると提灯を灯して、お寺のお墓におじいちゃんを迎えに行った。
そして15日には、庭でお供えものに使った木などを燃やして、その上を渡って(またいで)、またお寺までおじいちゃんを送りに行った。
戦死をしているおじいちゃんだから会ったことはないのに、迎えに行ったり送りに行ったりしてると、家に来てるような感じがしたのを、なんだか懐かしく思い出す。

明日からの旧盆は、どんなかなぁ。


夜、太鼓の音に誘われて、公民館に行ってみた。
高志保公民館は、大きなガジュマルの木が何本もあって、井戸のあるちょっと神聖な空気を感じる場所だ。
手踊りは、男女がペアで、フォークダンスのように関わって踊る。
まだ入ったばかりなのか、はずかしそうに踊っていた。

半分くらいの人が裸足で太鼓を叩きながら踊ってる。
みんな楽しそうで、見ていて微笑ましい。

もう一つ別の方角から太鼓の音がしたので、行ってみた。
隣の宇座公民館だった。
宇座青年会は、太鼓がズンッズンッと響いてくるパワフルなエイサー。

同じ読谷でも、シマによって違うんだな。
4日の夜に、読谷エイサー祭りがある。
楽しみ!

さあ、明日から、エイサーたくさん見るぞー!!