人生という劇場

毎週木曜日はインプロの日なので、夜、沖縄市に通っています。


ゲームをしました。

二人組みで、ひとりがポーズをとります。
もうひとりは相手のそのポーズの周りを、体をいろいろに使って動きます。


「手や足だけじゃなく、もっと体をつかって。」


と言われました。


相手のポーズがユーモアな形だと、空間が狭かったりして結構その間を動くのは難しい。


でも、そう言われて、とっても大事なことに気がつきました。


「私って、人に体ごと接してないかもな〜。
いつも手先や足先のように、ほんの一部でしか付き合ってないかも。
それって、ほんとの自分でつきあってないってことかもな〜。」


そして、相手のポージングした体の周りを動く時は、自分勝手に好きなように動けるのに、自分がポーズをとって静止してる時、相手が自分のすぐ側で動きまわるのが、ちと、心がわさわさ、どうも落ち着かない。


それってつまり、相手の領域にはどかどか踏み込むのに、自分の領域に入ってこられるのは嫌!ってことだよね。

自分をいつもガードしてるんだなぁ。



ゲームをしながら、自分に気がついてしまいました。


インプロは即興演劇。
即興だから、何が起こるかわからない。


そう、人生と一緒。


考えてる通りになんていかないのさ。


う〜ん、インプロはあなどれない。
だから、おもしろい!