渡地物語

昨日は、うちなー芝居の本番でした。

今回は、『渡地物語』という歌劇。
1時間という超大作。

私は、マカテーというジュリと、美童の役。
ジュリとは、遊郭の遊女のこと。

これは、ジュリの衣装。
髪は、地毛に2本つけ毛を足して結っている。





みんな、本番が最高の演技で、それぞれが役を活き生きと演じていた。

進先生は、「今日の演技は、150点だよ。」
と言っていたけど、甘すぎる?
でも、嬉しいなぁ。


週一回の稽古だけど、毎回、平良進先生ととみ先生が丁寧に指導してくれて、なんて幸せなことだろう。
稽古の合間には、沖縄芝居の歴史や裏話、秘話なども聴けて、うちなー口はなかなか難しいけど、伝えていきたいなぁと思う。

この間、日野先生のWSで聴いた話だけど、フランスは、景気が悪くなってきたので、文化予算を増やしたそうだ。
日本はどんどん減らされているのに、増やすってすごいよね。
生きていくために、文化はとても大切だからと、予算を増やして、学生や子どもが一流のダンスや音楽や演劇を観に行けるようにしたそうだ。


本当にそうだと思う。


進先生やとみ先生は、戦後沖縄の村々で、芝居を通して人々を元気づけてきたのだと思う。

とても幸せな時間でした。
かふーしどー。
いっぺーにふぇーでーびたん。