さんばの日

16:50、那覇空港に着いて外に出たら、暑い!
大地や植物の香りが、ぶわわーーーーんと鼻に飛び込んできて、脳みそも肺も満たされた。
久しぶりの沖縄は、濃い霧のように生命のにおいで空気がいっぱいだ。


3月8日は、さんばの日。
リオデジャネイロのサンバ、じゃなくて、産婆じゃなくて、三板(さんば)の日。


三板協会のイベントがあって、車の中でkawausoがチケットを見せてくれたら、会場が沖縄市民会館の中ホールだった。
去年、沖縄に来て初めてしたことがキジムナーフェスタで、沖縄市民会館中ホールのチーフの仕事だったんだよね。


たくさんあるホールの中で、沖縄に来た日のはじまりが市民会館中ホールだなんて。
すごろくの振り出しに戻ったのか?

いえいえ、人生すべて無駄なし、全て起こることは必然、だとしたら、このことも何か意味があるんだろうね。
どんな意味があるのかは後でわかったりするから、とっても楽しみだなー。


市民会館に行くと、開演1時間前なのに、もう席はいっぱい。
入口には、三板協会推薦の三板がたくさん売ってて、会場からは三板の音がかちかち聞こえてくる。

次々と唄者が出てきて、唄を聴いたり曲に合わせて三板を打ち鳴らしたり、賑やかな楽しいイベントだった。


道路脇には黄色い花がいっぱい。
一見、お花紙みたい。