ありがとう、キジムナーフェスタ

8月1日からはじまった『国際児童・青少年演劇フェスティバル、キジムナーフェスタ』が9日で終わった。

私は九日間、市民会館中ホールのチーフを担当。
普段は、舞台にいるばかりで、表の仕事に慣れてないし、演目がどんどん変わっていったり、たくさんの客を動員したり、できるかな〜と少し不安もあったけど、クレームもなく無事に終了。
助けてくれた周りのみんなに感謝感謝。

この9日間は、1ヶ月くらい働いたよねぇ、と思うくらい長く、充実した日々で、いろんなことがいっぱいあって、書ききれないけど、少しずつ思い出しながら書いてみようと思う。



毎朝、読谷から62番のバスに乗り、胡屋で下りて、コリンザへ。
毎日9時から、各会場のチーフが集まってミーティングをすることから一日がはじまる。

最初の2日くらいは、道路が空いていてバスが早く着いたので、市場の上間てんぷら店で260円のお弁当を買ってコリンザへ。
260円なのに、炒め物やてんぷらがぎゅうぎゅうに詰まってる。
とっても美味しかったよ。
上の写真は、上間てんぷら店の裏。




中ホール前の広場に建ってる野外テント。
ここで、ベトナムの水上人形劇や、カンボジアのエクリプスをやった。

ベトナムの水上人形劇は、竹の人形がとても巧妙に動いて、ストーリーもおもしろくて、みんな笑って、熱気むんむんで、野外テントならではの楽しさ。
からくりを知りたくて、目をこらして見るけど、不思議不思議、まったくわからない。
音楽もとてもよくて、全体として美しかったよ。

最後の日に見たカンボジアのエクリプスは、ストーリーのあるアクロバット
熱気と音楽で、まるでカンボジアにいるみたいで、とてもとてもすばらしかった。


この写真、空が暗いでしょ。
台風8号が沖縄に接近してきて、フェスタの後半は中止になるのか!?
との心配もあったけど、スタッフの「大丈夫!来ないよ!」の強い気持ちが伝わってか?ひとつの公演も中止にならずに終わったのは、奇跡。



これは、パークアベニューから少し入った所にある、中央マートのお弁当。
安くて美味しくて、種類も豊富で、フェスタ開催中、私の体力を支えてくれた。

朝、ミーティングを終えて会館に入ると、印刷物を張り替えたり、周りを整理整頓したり、舞台監督と打ち合わせをしたり、楽屋のケータリングを整えたりして、そのうちボランティアスタッフが集まってきて、パンフを準備したり、打ち合わせをして公演が始まって、毎回定員よりたくさんのお客さんが見に来て、どうにか会場に入れて、それを日に何度も繰り返し、その合間にいろんな国の出演者が来て、楽屋に入れてあげたり、対応したり、公演が全部終わると片付けたり、お金の計算をしたり、ごみを捨てたり、コリンザのセンターに帰ると10時頃で。

いつも私が舞台に立っているとき、表でたくさん仕事をしてくれているんだなぁ。
ほんとに感謝の気持ちでいっぱい。


そして、とっても楽しかった。
大ホールチーフのMさんと、隣の中央公民館チーフのTさんと3人で助け合いながら、いつも一緒に仕事をして、たくさん笑って、帰りに飲んで食べて、ほんとに楽しく過ごせた。

沖縄の言葉で「いちゃりばちょーでー」というけど、年齢や性別が違うのに、なんだか前から知ってる兄弟みたいで、とても楽しかったんだ。
出会いとは不思議なものだね。
みんなと出会えたことに、感謝です。
みんなありがとう。


芝居の事を、ちっとも書いてないね。
それについては、また後日。