白い祈り

夕べ、稽古が終わって、夜中の11:40頃武蔵浦和につくと、街が真っ白だった。

よく「白銀」というけれど、銀色ではなく、どこまでも深い深い白。

入間はほんの少しぱらついていただけだったけど、武蔵浦和は3cmくらい積もっていた。

急に気温が下がったのだろう、全てが凍りついていた。

自転車の雪が払ってもなかなか落ちない。

帰り道、木々が白く凍っていた。

空気も凍っていた。

木も草も家も道路も信号も、みんな凍って、そしてじっと黙っていた。



今朝は、太陽の「おはよう」の声で目が覚めた。

夕べの冷たい氷を、優しく抱きしめるように、温かい光を送ってくれている。




読谷のkawausoから野菜がたくさん届いた。
ハヤトウリを切ってみたら、切り口から水玉が汗のように出てきた。


ああ、生きている。


ヌチマースで漬けた。
とっても優しい甘い味がする。