神の島

Mothership聖地巡礼ワークに行ってきた。
沖縄は、お墓も家のように大きくて、お彼岸などには墓の前で親族が集まって御馳走を食べたり、各家の台所にはヒヌカンという火の神様を祀っていたり、死後は海の彼方にあるニライカナイへ行くと考えられていて、独特の宗教観がある。
そして、聖地や拝む場所もあちこちにある。

沖縄には何十回も旅行で来ていたけど、来る度に、いつもエネルギーをもらって元気になって埼玉に帰ってた。
沖縄に住んでいるので、一度は、この沖縄を古くから守っている神様?のいる場所に行ってみよう、と思って参加したのだ。


場所は、よくシュノーケリングで遊んでる真栄田岬。
いつも遊んでる場所に聖地があったとは! びっくり。


天気予報ではしっかり雨マークで、朝はばしゃばしゃ降っていたから少し憂鬱な気分になったけど、真栄田岬に着くと太陽が出てきて、ワークをやってる夕方まで熱いくらいの晴天だった。
予報で雨だったからか、いつもは人でいっぱいの海も、私達8人だけしかいなくて、ゆっくりのんびり回ることができた。
洞窟のような所に入っている時も、波の音と風の音と、前日の雨が岩から滴り落ちる雫の音しか聞こえなくて、潮の引いた潮だまりには、青い魚がたっくさんいて、大きな自然の真ん中にいるんだなぁ、ってとても感じた。

この美しい地球がずっとずっと続きますように。



夜は、読谷村の座喜美公民館に『伝統芸能組踊・忠臣護佐丸長者の大主』を観に行った。
公民館に造った舞台で、おじいさんやおばあさんが椅子に座って観ていて、周りには残波(泡盛)を飲みながらたくさんの人がいて、その後で子ども達が走り回っている。
この日のために、毎晩ずいぶん稽古したんだろうなぁ。
地域の文化が濃くて、沖縄ってすごいなぁ。