真夏の夜の夢


今日7月4日は、アメリカの独立記念日
嘉手納基地でフェスティバルをやっているので、行ってきた。
いつもはフェンスの外からしか見たことのない基地の中へ、入ってきちゃった。

想像を絶する広さで、まるで北海道みたいに地平線がどこまでも続いてる。
やっと会場が遠くに見えたと思ったら、長い長い滑走路があって、沖縄中の人が来てるんじゃないかと思うくらい、遙か彼方まで車が止まってる。

警備やフェスティバルの米軍人は、みんな笑顔でフレンドリー。
たくさん戦闘機が展示してあったけど、「この飛行機で戦争なんてものをしてた時があったね〜」と、笑いあいながら、アメリカの人たちと親しく交流できる日が、早くくるといいなぁと思った。




夕方からは、中城城跡へ。
7月17日から公開の映画、中江裕司監督『さんかく山のマジルー』の先行野外上映会に行ったんだ。

野外で映画を見るのは、実に小学生の時以来。
何年ぶりだろう?
小学生の夏休みに、校庭にスクリーンを張って、映画を見たのを思い出す。
『長靴下のピッピ』とか見たな〜。

映画館で見るのとは違って、コウモリが飛んで来たり、虫が飛んできたり、空には月が出ているし、風もふいてきて、映画の中に自分も入ってしまったみたいで、ほんとに楽しい時間だった。
何度もがはがは笑い、涙した。

沖縄には、やっぱりキジムナーが住んでるよ、と思う。
沖縄にいると、まだまだいろんな物全てが生きている、って感じるんだ。
自分は森羅万象の一部にすぎなくて、今日も生きているこの奇跡に感謝したくなる。